スイッチボットロックについている両面テープは3MのVHBアクリルフォーム構造用接合テープといってドライブレコーダーの取付などにも使われている強力なものなので、きちんと圧着すればそう簡単に落ちることはありません。
【SwitchBot公式サイト】
スイッチボットロックの取付は両面テープで貼るだけ
こんにちはデキシーです。
スマートロックを付けたいけれど賃貸なので穴を開けたりネジで止めることができないと思ってる人もいるかもしれませんが、Switchbotスマートロックは両面テープで貼り付けるだけで簡単に設置できます。
でも、両面テープで貼るだけだと剥がれたりしないの?って思ってしまいますよね。
安心してください、スイッチボットロックに付いている両面テープは3MのVHBテープ(構造用接合テープ)と言って機械や建設業界でも使われている超強力なテープなんです。
自分が乗っているスーパーカブに付けているドライブレコーダーの取付もこのテープです。
屋外でも使用できるくらいなので室内で使うには十分すぎる性能です。

作業性と圧倒的な性能を両立
https://www.3mcompany.jp/3M/ja_JP/p/d/b40065688/
3M™ VHB™ テープは、柔軟性・耐久性のあるアクリルフォーム基材と粘着剤で構成されています。幅広い材料に対して優れたせん断強度、柔軟性、初期タック、耐熱性を示します。輸送、電化製品、電子機器、建設、標識およびディスプレイ、一般産業など、さまざまな市場で実績があります。簡単に強く接着できます。
強力に接着するためには
いくらテープが強力だといっても貼り付ける面が汚れていると本来の接着力が発揮できません。
貼り付ける前にアルコールなどでキレイに汚れをふき取っておきましょう
手が触れる部分なので手の脂が思ったよりも付いていたりしますからね。
貼り付ける面がツルツルの場合は一番接着力を発揮できますが、ザラザラしていたり凸凹しているとテープが密着しにくいです。
このため取扱説明書には「2分間押し付けてください」と書いてあります。
VHBテープはアクリルフォームという密度の高いスポンジのような素材なので押し付けることでわずかな凹凸であれば吸収できます。
実際にやってみるとグッと押さえて2分間というのは想像以上に長く感じます、自分の場合は設置面が平滑だったのもあり1分程度しか押さえませんでしたがとりあえず落ちずに済んでいます。
設置場所の凹凸が大きい場合は両面テープの性能が発揮できないので、下地としてアクリル板を接着剤で付けるなどした方がいいかもしれません。
スイッチボットロックの取り外し方
これだけ強力なテープなので取り外すとなったら簡単ではありません(^^;
無理やりこじって外そうとするとスマートロック本体が壊れてしまいます。
そこで、車のエンブレムを取り外すために使われている「糸」を使った方法を紹介します。

取り付け部分の隙間に糸をかけて、ゆっくり左右の手で交互に引っ張ります。
両面テープを「切る」感じです
一気に力を入れると糸が切れてしまうことがあるのでじっくり作業しましょう。
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再度取り付けるには
引っ越しなどで取り外したスマートロックを再度取り付ける場合
スイッチボットロックには予備のテープが付いているのでそれを使いますが、もしも無くしてしまった場合はなるべく強力な両面テープで貼り付けます。
この際、スマートロックに以前の両面テープが残っていると本来の接着力を発揮できませんので、アルコールや「テープの糊剥がし」として売られているものを使ってキレイにします。
強力両面テープという商品だけでもいろんなものがあるので迷ってしまいますが、上記の3M VHBテープなら間違いありません。
まとめ
というわけで今回はスイッチボットロックの取り付けに使われている両面テープについて紹介しました
- スイッチボットロックに付属の両面テープは様々な工業製品に使用される強力なもの
- 本来の接着力を発揮させるためには取り付け前の清掃が大事
- 設置面の凹凸が大きい場合はアクリル板などで平滑な下地を作る
- 取り外しは車のエンブレムを外すための「糸」を使うと良い
- 再設置の場合は付属の予備のテープ、またはVHBテープを購入する
サムターンの位置が原因でスイッチボットロックが取り付けできない問題を解決するサムターンオフセットアダプターの制作販売をしているのでこれまでいろんな方のご相談を受けてきましたがみなさんスマートロックの便利さを実感されていて、2個目の設置という方も多いです。
中でもスイッチボットロックのユーザーさんが多いですね、次いでキュリオロック、セサミ4や5といった感じです。
スイッチボットはスマートロック以外のスマート家電が充実しているので、スイッチボットロックがきっとスマートライフの第一歩になることでしょう。
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